プリスリーズ賞

2021年 受賞者

特別功労賞

蘆原英了(あしはら えいりょう)

1907年1月9日~1981年3月2日
1931年 慶應義塾大学文学部フランス文学科卒。
1932年 叔父の藤田嗣治を頼ってフランスに留学し、バレエ、シャンソン、演劇を学ぶ。
帰国後、中央公論社に入社。戦後は雑誌「婦人公論」の編集長となる。
戦前の日本で“シャンソン”という言葉を日本に定着させた。
1957年「巴里のシャンソン」で毎日出版文化賞受賞。
1962年にフランス政府から芸術文化勲章レジョンドヌール オフィシェ受章。
1974年 紫綬褒章受章
1981年 勲三等瑞宝章受章
バレエやシャンソンの研究家、評論家として知られ、戦前からいち早くシャンソンを日本に紹介し、「シャンソン」という言葉を日本に広めた。シャンソンに関する著書も多く、収集された資料は、蘆原英了コレクションとして国立国会図書館に所蔵されている。そのコレクションは、洋書約5,400冊、楽譜約5,200点、レコード約9,300枚をはじめ、各種公演プログラムやポスターなど多様な資料から構成されている。
また、監修、解説された1938年発売のレコード集「シャンソン・ド・パリ」は大ヒットし、日本中にシャンソンブームが巻き起こった。1953年に来日したダミアから始まり、ジュリエット・グレコ、イヴ・モンタンなど多くのシャンソン歌手の方々の来日公演では司会、解説も務められた。
1950年代からはNHKのラジオ番組「リズムアワー」などでフランス直輸入のシャンソンのレコードをかけて解説し、中でもNHKの「午後のシャンソン」は10年近くに亘って続けられた。


特別功労賞

菅美沙緒(すが みさお)

1916年 愛媛県今治市生まれ。
1936年 三浦環氏に師事。
1942年 ビクター専属(~1945年)
1943年 帝国劇場にてリサイタル(M.グルリット指揮)
1946年 シャンソンに転向。以後リサイタルを15回ほど開催。
1950年 創学社より「シャンソンアルバム」(第一輯菅美沙緒編、第2輯渡部和夫編、第3輯菅美沙緒・渡部和夫編)を出版。その後、水星社より「水野汀子」のペンネームで「シャンソンアルバム」(全5巻)を編集・出版。
1956年 東京・サンケイ新聞社に日本で最初のシャンソン教室を開講する。以降、大阪、神戸、京都でシャンソン教室を開講。
1965年以降、姉妹都市である「京都とパリを結ぶ」イベントの一環として「京都パリ祭」を京都国際ホテルで毎年開催する。
1971年 渡仏。
1974年 LP「絶唱」発売。
1998年11月 「ありがとう京都 菅美沙緒のシャンソン」(京都府立文化芸術会館)
2000年8月14日 他界。
終戦後すぐにシャンソン歌手としての活動を始め、1960年頃から楽譜出版社である「水星社」で水野汀子のペンネームで「シャンソン・アルバム」の編集や「さくらんぼの実る頃」「私の回転木馬」など数多くのシャンソンの訳詞をされた。
墓所はモンマルトルの丘。墓石には園家文苑の書で「さくらんぼの実る頃」(菅美沙緒訳)の歌詞の一部が刻まれている。


最優秀新人賞

レジョン・ルイ(れじょん・るい)

ニュージーランド育ちのシャンソン・ジャズシンガー。8歳からピアノとバイオリンを始め、様々なジャンルの 音楽に触れる。高校と大学ではオーケストラのコンサートマスターを務め、毎年行われた「Japan Day」でイベントMCをしながら和太鼓グループで演奏、ロックバンドでギターボーカルを担当した。現在の活動は主に、シャンソニエ・ライブハウス出演やビッグバンドのサポートシンガーとして音楽を届けている。


優秀新人賞(4名)

小坂部真侑(おさかべ まゆ)

東京都出身。桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻卒業。
2018年に渋谷 サラヴァ東京で、シャンソン歌手ソワレ主催のコンサートに出演したのを皮切りにシンガーとしての活動を始める。都内のボイストレーニングスクール講師。
ソワレプロデュースのオムニバスアルバム『シャンソワレ chansoiree』- (日本コロムビア)に、姫城パンチ名義でアンブレ♡ラヴ魅、セニョリ〜タとも夜と結成した「ソワシャン三人娘」として参加(19年)

セニョリ~タとも夜(せにょり~た ともよ)

山梨県出身。2011年上京。
演劇の作家、演出家、俳優などを経、2017年6月よりシャンソン歌手ソワレのもとシャンソンを歌い始める。
偶然出会ったストリップに感銘を受け、新宿のストリップ劇場でライティングの仕事をする傍ら時に自身も歌いながらストリップをするなど多様なパフォーマンスが特徴。
2020年2月には新宿の路上でシャンソンを歌って引っ越し費用を稼ぎ、無事引っ越しをすることができた。
現在は、東新宿にあるライブハウスPetitMOAのシャンソンコンサートに定期的に出演しており、都内のライブハウスではロックバンドなどと共演、自身もバンド活動をはじめるなど活動の幅を拡げている。
特技・バドミントン

平松隆壱(ひらまつ りゅういち)

兵庫県出身、1995年生まれ。2004年から07年にかけて加古川市でミュージカル劇団に所属する。06年にカワイうたのコンクール近畿大会にて金賞を受賞する。08年に加古川シティオペラ「ジャンニ・スキッキ」に出演し、その後変声期に入る。2011年より西宮市を拠点にシャンソン、ミュージカルのコンサートや学校公演のステージに立ち、舞台経験を積む。「次世代シャンソン歌手発掘コンテスト」には今回、初参加となる。

宮本陽菜(みやもと ひな)

1998年生まれ、兵庫県出身。
宝塚北高等学校演劇科 卒業。
ダンス&アクターズ専門学校ミュージカルダンサーコース卒業。
2018年専門学校在学中に学校主催の骨髄移植推進キャンペーンミュージカル「明日への扉」主演吉川ゆかり役、松本俊江役を演じる。2019年ミュージカル座「ひめゆり」出演。
現在XPACE風音舎に所属。
歌•楓八州子氏、ダンス・蔡暁強氏、芝居•中井敬二氏に師事。

CD通販 日本シャンソン協会ブログ “次世代シャンソン歌手発掘コンテスト” “日本シャンソンコンクール” プリスリーズ賞