プリスリーズ賞

2015年 受賞者

特別功労賞 宇井あきら

宇井あきら

1921年7月26日生まれ
武蔵野音楽大学卒業
長門美保歌劇団にてオペラ『蝶々夫人』の五郎役、オペラ『ミカド』のピシュタス役で常時出演。
その後、クラシックから高木東六氏のもとでシャンソンを学び転向。
1955年 NHKテレビのシャンソン番組「昼のいこい」に1年間レギュラー出演。
1961年 松竹映画 木下恵介監督の「永遠の人」の挿入歌をはじめ、各方面のステージや銀巴里等に出演。
その活動のかたわら、作曲家へ転身し、シャンソンを中心に歌謡曲やテレビドラマの
主題歌、あるいは東京都内の小学校の校歌に至まで、幅広いジャンルの作品を手がけた。
1970年「今日でお別れ」を作曲し、レコード大賞受賞。
シャンソン歌手育成にも熱意を傾け、多数の門下生を輩出。
門下生の会「宇井あきらとレ・ザマン・ド・ラ・シャンソン」を主宰。
45年の長きにわたりチャリティーコンサートを開催。
今尚、会員によって運営継続中。
会員の門下生は、各方面で活躍している。
2009年9月1日永眠。


最優秀新人賞

琴音(ことね)

琴音

母がミュージカル女優でありシャンソン歌手、伯母がジャズシンガーの家庭に生まれ
幼少期より歌いはじめる。
2007年よりソロで都内のジャズ、シャンソンのライヴハウスにて活動を開始。合間にHiphop、R&Bのクラブイベントにも出演。
2013年伊東サンハトヤ ディナーショー座長公演。夏樹陽子ディナーショーゲスト出演。
2014年 長崎ハウステンボスMUSEホール「ムスタッシュバンド」メインVoとして10日間公演。
現在、ジャズスタンダードを自らの訳詞で歌うなどシャンソン、カンツォーネ、歌謡曲ほかジャンルにとらわれない選曲で活動中。


優秀新人賞(4名)

大塚茉莉子(おおつか まりこ)

大塚茉莉子

山口県出身。
幼少時より賛美歌合唱団に入団、主に中世ヨーロッパの楽曲を学び、イタリア、ハンガリーの教会を巡り歌う。
12歳より声楽を始め、上京後日本大学芸術学部音楽学科声楽コース入学。
長編アニメーション映画「大ちゃん、だいすき。」主題歌、ネスカフェゴールドブレンド他ラジオCM、アニメーション「ヘタリア」挿入歌などメディア出演。
2011年1stアルバム「オアシス」を発表。
シャンソンとオリジナル曲を中心としたライブを、都内シャンソニエその他ライブハウスにて定期的に展開中。

 

沢希理寿(さわき りず)

沢希理寿

東京都出身。2003年宝塚歌劇団に第89期生として初舞台を踏む。その後月組に配属。
2005年「月組エンカレッジコンサート」。2009年「エリザベート」マダム・ヴォルフ役。男役でありながら女役もこなした。
2012年「エドワード8世」で宝塚歌劇団を退団。
退団後は、東宝ミュージカルやイマジンミュージカル「若草物語」に出演。
ステージ活動をしながら自身のライブ活動も行う。
2014年よりシャンソンの勉強を開始する。

 

樋口亜弓(ひぐち あゆみ)

樋口亜弓

1987年大分県日田市出身。
高校卒業後、歌手を目指して単身上京。
19歳でシャンソンと出会い、四谷三丁目『Una canzone』を中心に歌い始める。
22歳で一年間フランスへ遊学。
現在は、シャンソン、歌謡曲、自身のオリジナル等、ジャンルにこだわらず都内シャ
ンソニエ、ライブハウスにて多数出演中。

 

薮内彩奈(やぶうち あやな)

薮内彩奈

1990年生まれ、東京都出身。作曲家の母の影響を受け、幼少期より児童劇団に所属。
パルテノン多摩や新国立劇場などを中心にミュージカルの舞台を経験。高校進学を機に同劇団を卒業。
現在は沢木順氏と青山明氏に師事して声楽や歌の表現を学び、シャンソンを高関潤子氏に師事。
早稲田大学を卒業後、同大学院にて文学修士号を取得し、2015年より同大学院博士後期過程在籍。

CD通販 “プリスリーズ2024” “パリ祭2024” “次世代シャンソン歌手発掘コンテスト2024” “シャンソンと共に2023” “日本シャンソンコンクール” プリスリーズ賞