【2013年 09月 11日】
「シャンソンとその発音法」 6 薮内宏

Parlez-moi d’amour

Lucienne Boyerは中間音「<E」、「e」、「E」の発音がとてもきれいです。
口を開けた「オ」と口を閉じた「オ」の対比も参考になると思います。
「Parlez-moi」では、アクセントが「Par」にかかっていますが、曲全体のリズムのためです。「Pourvu que」、「malgré moi」もそうです。

ローマの根本的影響
今から2000年ほど前、現在のフランスとその周辺地域に当たる、ガリア(フランス語では、「ゴールGaule」)と呼ばれていた地域は、シーザーのローマ軍に占領され、ローマの統治下に置かれましたので、公用語としてのラテン語が浸透し、ローマ帝国から商人や入植者が多くなるにつれて、ローマの文化が普及しました。その結果、5世紀の初めには、以前使用されていたガリア語はほぼ消滅して、フランス西部のブルターニュ地方の方言ブルトン語(breton)として名残を留めているに過ぎません。

英語と違って、母音の発音はローマ字的であり、単一母音をアイ、エイ、オウ式に発音することはありません。母音の発音は単純です。日本語と比較して、フランス語の母音の多様性は、口を開けた音と口を閉じた音があることおよびラテン語にない中間音「<E」、「e」、「E」によります。

Parlez-moi d’amour
<パrレムア<ダムr
愛の話を言って頂戴
Redites-moi des choses tendres
<reデイte<ムア<デショ<zeタン<drE
甘い言葉をまた繰り返して頂戴
Votre beau discours
<ヴオ<treボデイsクr
あなたのすてきな物語で
Mon coeur n’est pas las de l’entendre
モン<kEr<ネ>パ>ラ<deランタン<drE
私の心はそれを聞いて疲れることがありません
Pourvu que toujours
プrヴユ<kEトウジュr
いつも……下されば
Vous répétiez ces mots suprêmes
ヴれペチエ<セモシュ<pれ<mE
最高のこの言葉を繰り返して
Je vous aime
<Jeヴ<ゼ<mE
アイラブユー

Vous savez bien
ヴ<サヴェ<ビエン
よく言っているでしょう
Que dans le fond je n’en crois rien
<keダン<leフォン<jeナン<kろア<りエン
心底ではそれを全然信じていないことを
Mais cependant je veux encore
<メ<seパンダン<jevEザン<コ<re
それでもまだ……たい
Ecouter ces mots que j’adore
エクテ<セモ<ke<ジャ<ド<re
大好きなこの言葉を聞き
Votre voix aux sons caressants
<ヴォ<treヴアゾソンカ<れサン
あいぶするような音色のあなたの声は
Qui le murmure en frémissant
キ<lEミュrミュらん>fれミサン
それをそよぐようにつぶやいて
Me berce de sa belle histoire
<me<ベrs<deサ<ベリsトア<rE
その素敵なお話で私を優しく揺する
Et malgré moi je veux y croire.
>エマl>gれムア<je>vEジ<kるアr
そしてわれにもあらずそれを信じてしまいたい

(Refrain)

Il est si doux
イ<レシドウ
とても心地よい
Mon cher trésor d’être un peu foux
モン<シェrtれ<ゾrデ<tれんpEフ
私の愛しい人よ、少しどうかしてしまうと
La vie est parfois trop amère
>ラヴィ<エ<パrfワ>tろア<メ<re
人生は、ときには苦すぎることがある
Si l’on ne croit pas aux chimères
シロン<ne<krワパゾchi<メ<re
もしも空想を信じなければ
Le chagrin est vite apaisé
<leシャ<grエン<エヴぃタ<ペゼ
悲しみはすぐ静まる
Et se console d’un baiser
>エ<seコン<ソ<le<デン<ベゼ
そしてキッスで慰められる
Du coeur on guérit la blessure
du<kErオンゲりラ<bレsu<rE
心の傷は癒される
Par un serment qui le rassure.
パ<れん<セrマンキ<leらsur
安心させてくれる近いの言葉で
(Refrain)

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