【2012年 08月 23日】
「日仏マナーのずれ」22 薮内宏

食事中
 レストランで食事をするとき、ハンドバッグの置き場に困ります。腰と椅子の背の間にはさむようにするのが一般的ですが、小さければひざに乗せてナプキンをその上にかける方法があります。しかし、ずれ落ちる心配があります。アタッシェケースのように大きければ足の脇に置くことになるでしょう。

 フランス式では、男女が隣り合わせに座ります。男性は、両隣の女性が不自由しないように気を配ったり、言葉をかけたりしますが、食卓の反対側の人たちとも自由に話をして、実ににぎやかです。料理と料理の合間におしゃべりをするひまがあるからです。イギリス人はもっぱら両隣と話をするだけのようです。フランス人はずっと昔から、良い雰囲気の中で食事をしながら会話を楽しむ傾向が濃厚でした。ガリア時代には、宴会場でも、口論の末、けんかが始まることもあるほど議論好きだったそうです。ローマ治下に入ってから粗野でなくなったのですが、議論好きは今も変わっていません。

 パーティーには、原則として子供を参加させません。しかし、招待したお客が都合で出席できなくなって、キリストの最後の晩餐会のように13人で食事をする恐れが生じたとき、子供を参加させる場合があります。行儀のよい子供は、大人から話しかけられたときだけ受け答えをします。

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