プリスリーズ賞

2014年 受賞者

特別功労賞 岸洋子

岸洋子

1943年 山形県酒田市 生まれ
1958年 東京芸術大学声楽科・専攻科卒業
1960年 第1回リサイタル開催。
1961年 キングレコード専属となる。
1962年 レコード「たわむれないで」発売。
1964年 「夜明けのうた」でレコード大賞歌唱賞を受賞。
1965年 第1回目の渡仏。持ち帰ったエンリコ・マシアスの「恋心」が大ヒット。 以後「想い出のソレンツァーラ」「わかっているの」等、マシアスのヒット曲を多数歌う。
1968年 第18回サンレモ音楽祭(イタリア)に出場。「今宵あなたが聞く歌は」で入賞。
1969年 「岸洋子リサイタル」(東京厚生年金会館)における歌唱に対して、同年度の芸術祭優秀賞を受賞。
1970年 「希望」大ヒット。レコード大賞歌唱賞を受賞。
      秋、病に倒れる。
1971年 4月にカムバック。岸音楽事務所設立。
      以後、日生劇場、NHKホール、札幌厚生年金会館、大阪フェスティバルホール等、また鑑賞団体―労音、民音等、全国各地でコンサート活動を開始する。
1979年 歌手生活20周年を迎える。
      「岸洋子リサイタル‘79-歌20年」(新宿文化センター)和田誠氏構成、渡壁輝氏演出で開催。
1983年 書下ろし自叙伝「さくらんぼの楽譜」を報知新聞社より出版。
1985年 歌手生活25周年を迎える。
      「岸洋子リサイタル~人生はいいもの~」(NHKホール)村田大氏構成・演出で開催。このリサイタルにおける歌唱に対し、芸術祭優秀賞を受賞。
1988年 酒田市民特別功労賞を受ける。
1989年 歌手生活30周年を迎える。
      「岸洋子リサイタル‘89歌―30年」(ゆうぽうとホール)和田誠氏構成・演出で開催。記念コンサートツアー開催。
1990年 病気療養のため、1年間休養。
1991年 カムバックコンサート「岸洋子リサイタル‘91」(東京厚生年金会館)を和田誠氏構成・演出で開催。
1992年 12月11日永眠。享年58歳。

 


 

特別功労賞 矢田部道一

矢田部道一

ムッシュ矢田部こと矢田部道一
ロサンゼルスで生まれ、山口県で育つ。
明治大学法学部在学中からシャンソンの作詞を手がけ、以来数々のヒット曲を送り出す。
1973年より、このシャンソニエ「シャンパーニュ」を経営する。
1975年より毎年「矢田部道一シャンソン作詞リサイタル」を開催し、65回を数える。
主だったシャンソン歌手の殆どがこれに出演している。
作詞曲はシャンソンのみならずカンツォーネ、ラテン、ポップスなども含め数千曲に及ぶ。
2008年5月25日永眠。

代表作詞曲
再会、逢い引き、貴婦人、王様の牢屋、生きる、愛の砂漠、脱走兵、北の故郷、子供の頃、待って、歌い続けて、雨のブリュッセル、まるでお芝居のように、アムステルダム、愛は貴方のように、マダムなど多数。

 


 

特別功労賞 永田文夫

永田文夫

1927年大阪市生まれ。
1954年、約70名の愛好者を結集して京都シャンソン友の会を設立し、毎月レコード・コンサートを主催。
1957年、有限会社「シャンソン社」を設立し、代表取締役として月刊誌「シャンソン」を創刊、全国の書店で販売。
1960年、シャンソン・ラテンの訳詩を始め、以後約1300曲を訳し、300曲がレコード化。
1965年、岸洋子が歌った「恋心」のレコードが年間最高のベスト・セラーを記録。
1968年、FM実験放送の段階から以降20年にわたって音楽番組のDJを担当する他、多数のシャンソン関係の番組を構成。
1983年から毎年数回シャンソン主体のコンサートをプロデュース、現在31年目。
1985年から1997年まで文化庁芸術祭審査委員、芸術選奨選考委員を歴任。
1997年、厚生年金会館大ホールで「永田文夫音楽生活45年記念コンサート」開催。
現在 日本訳詩家協会会長 日本音楽著作家団体協議会委員 日本音楽著作権協会正会員 季刊「シャンソンマガジン」編集長

CD通販 “プリスリーズ2024” “パリ祭2024” “次世代シャンソン歌手発掘コンテスト2024” “シャンソンと共に2023” “日本シャンソンコンクール” プリスリーズ賞